岡山県の伊原木知事は19日、緊張感を持って新型コロナウイルスの感染防止に取り組む考えを示しました。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「すでに岡山県にコロナウイルスの保菌者・患者がいてもおかしくないという前提で今、動いているところ。緊張感を持って取り組まなければいけない」
岡山県庁の電話相談窓口と11の保健所・支所には新型コロナウイルスに関する相談が17日までに7342件寄せられています。
18日までに181人のPCR検査を行いましたが、全員が「陰性」でした。
海外から帰国した人の感染が増えていることから伊原木知事は17日、県職員に対して海外に渡航しないよう通知したことを明らかにしました。県民にも不要不急の渡航を控えるよう協力を呼び掛けました。
一方、2月定例岡山県議会は新年度の一般会計当初予算案や受動喫煙防止条例案、国に新型コロナウイルス対策の強力な推進を求める意見書案などを可決しました。
また横田有次総務部長(60)を副知事に選任する人事案に同意して閉会しました。