正組合員数が全国一のJAです。経営基盤の強化を目的に岡山県の8つのJAが合併し「JA晴れの国岡山」が1日、誕生しました。
あいにくの雨の中、倉敷市のJA岡山西本店をリフォームした「JA晴れの国岡山」本店で合併記念式が行われました。
発足した「JA晴れの国岡山」は、岡山県内の9つのJAのうち「JA岡山」を除く8つのJAが合併したものです。経営基盤の強化や業務の効率化などが狙いで、正組合員数は全国一の約10万人となりました。
貯金高は全国7位の約1兆3000億円、共済保有高は全国2位の4兆円です。規模の大きさを生かして農業関連の収益強化が期待されています。
(JA晴れの国岡山/石我均 組合長) 「8組合とも環境が全然違いますので、そういう中で地域性を特に生かしてこれから先もやっていかないといけない」
「JA晴れの国岡山」では、今回唯一合併しなかったJA岡山とも合併を目指したいとしています。