西日本豪雨で被害を受けた倉敷市真備町のヘアサロンが1日、店舗を建て直して営業を始めました。
(記者) 「西日本豪雨後はコンテナで営業していました。きょうからは新たに建て直した店舗で再スタートします」
新たな店舗で営業を始めたのは、倉敷市真備町のヘアサロン「アコリエンテ」です。「アコリエンテ」とは、イタリア語で「憩いの場」という意味です。
店舗は西日本豪雨で堤防が決壊した小田川の近くにあり、2階まで浸水しました。県外の理容師の仲間らの力も借りて片付けましたが、建物は使えなくなりました。
2019年3月からは椅子や鏡などを設置したコンテナで営業を再開していましたが、売り上げは災害前の3割に落ち込みました。それでもオーナーの畑さんは新しい店舗に建て替え、1日オープンしました。
店を開いて間もなく地元の客も。
(アコリエンテ/畑和良オーナー) 「ちょっとにぎやかですが」 (お客さん) 「きれいにできましたね」 (畑和良オーナー) 「ありがとうございます」
従業員は新しくそろえた機材を使って、カットなどを行っていました。
(倉敷市真備町の住民) 「きょう初めて新しくなってお邪魔して、きれいなお店ができて気持ちよくほんとに癒やしの空間だなと思う」
(畑和良オーナー) 「以前と同じように皆さんが気楽に気軽によっていただけるような空間であり続けたい。それを作るための新しい家屋なので気軽によってもらえれば」