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特産のたけのこを生地に練り込んだ「たけのこクッキー」 真備町に新しいお土産 岡山・倉敷市

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 被災した店舗を再建した倉敷市真備町のパン屋が、特産のたけのこを使った新しいお土産を作りました。

 倉敷市真備町箭田のパン屋「パンポルト」です。この店で販売が始まったのは、真備町特産のたけのこを生地に約2パーセント練り込んだ「たけのこクッキー」です。  (3枚300円・税込み 8枚800円・税込み)

(パンポルト/戸澤由加里さん) 「真備のお土産を作ってほしいという声を災害前からいただいていたので、やっとできたなっていう思いです」

 パンポルトは2018年の西日本豪雨で店舗兼自宅が浸水しました。それでも再建を目標に、プレハブなどで仮営業を続けました。そしてちょうど1年前、店舗を建て直し再出発しました。

(戸澤由加里さん) 「早いですね、もう2年経つのかっていう感じですね。ここまでお客さまが来てくれるとは思ってなかったんで、ありがたいですね」

 そんな支援してくれた人への感謝や復興の願いを込めて作り始めたのが「たけのこクッキー」です。クラウドファンディングで資金を募り、8日に商品化しました。

 岡山県産の小麦を使い、飽きのこない味にしました。

(記者) 「(食べて)すごく香ばしくて風味が口の中に広がります、何枚でもいけますねこれ」

 ただ新型コロナウイルスの影響も。

「たけのこクッキー」は、4月に商品化した焼き菓子「まびレーヌ」とともに商品化する予定でしたが、包装資材が調達できずに遅れてしまいました。

(戸澤由加里さん) 「災害を乗り越えたから、またコロナがあったけど乗り越えたから何とかなるかなっていう気持ちはあります」 Q.2年で強くなった? 「強くなったと思います、気持ち的に」

 真備特産のたけのこを使って焼き上がったお土産。復興に進む町をおいしく照らしそうです。


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