西日本豪雨の被害を受けた岡山県倉敷市真備町では、被災した店舗を支援するために復興商店街が設置されます。今は、オープンに向けてあわただしく準備が進んでいます。
復興商店街は、倉敷市真備町のマービーふれあいセンターの駐車場に設けられます。市が、最長2年間設置するもので、賃料は無料です。
(記者) 「真備復興商店街で一番早くオープンする保険代理店では、寄贈された机が運ばれていきます」
机を贈ったのは、同じく真備町で営業する家具店です。
(家具店はー) 「復興商店街で復帰の第一歩をやられるということで。彼にこの机でまた頑張っていただければなというふうに思っています」
菊池保険サービスはもともと真備町有井で営業していました。しかし、去年7月の西日本豪雨では事務所の天井近くまで浸水し、営業できなくなりました。
その後、倉敷市役所近くのビルで営業していましたが、お客さんの多くが真備町にいるため戻ることを決めました。
(菊池保険サービス/菊池達也代表) 「真備にいるということはうれしいかなと思っているのと。お客さんにとってもここでやっているというのが非常に分かりやすい場所だと思いますので、気軽によってほしいと思っている」
復興商店街ではこのほか、エステ店や薬局など、4つの店舗が営業開始に向けた準備を進めています。4月中に、全ての店舗が営業を始める予定です。