JR四国は4月の鉄道収入が、過去最低だったと発表しました。大型連休後はやや回復傾向にありますが、半井社長は「長期戦を覚悟する」と語りました。
JR四国の4月の鉄道収入は、前の年より77パーセント少ない8億3700万円でした。 これは過去最低だった今年3月の半分以下です。
定期を除く5月1日から6日の速報値は前の年より92パーセント減少しましたが、大型連休が明けた5月7日から14日は利用がやや増えて86パーセントの減少でした。
半井真司社長は、四国4県が国の緊急事態宣言の対象から外れたことなどを受けて「出口が少し見えてきたが、まだ、気を引き締めないといけない」と語りました。
(JR四国/半井真司 社長) 「以前のような形に回復するのはまだまだ時間を要するのかなと。長期戦を覚悟して取り組まなければならないというふうに思っております」