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JR四国 営業利益は過去最大のマイナス 利用状況次第では減便の可能性も

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 JR四国がグループ会社を含む2020年度の連結決算を発表しました。営業利益は過去最大のマイナスです。

(JR四国/西牧世博 社長)
「感染症の影響は甚大で営業収益・営業損益・経常損益はいずれも会社発足以来最低となりました」

 JR四国が発表した2020年度の連結決算によりますと営業収益は前年度より211億円少ない277億円でした。営業利益は259億円のマイナスで1999年度の公表開始以来過去最大の赤字となりました。

 全ての事業が減収減益でしたが、特に新型コロナウイルスの影響で鉄道やバスの旅客運輸収入やホテルの宿泊収入などが大幅に減りました。

 会見で、西牧世博社長は鉄道に関して5月の利用状況次第では減便の可能性もあると語りました。

 JR瀬戸大橋線の2021年のゴールデンウィークの利用客は2020年の同じ時期の約3.8倍だったものの、2019年よりは7割ほど少なく依然として厳しい状況です。

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