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〈新型コロナ〉先生が配信用の動画を撮影 休校中の児童生徒の学習支援へ試験的に導入 香川・三豊市

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 家庭でも楽しく学べるようにと先生たちが工夫しています。新型コロナウイルスの影響で臨時休校が続く中、家庭での学習を支援しようと、香川県三豊市が授業の動画配信の取り組みを始めました。

(動画配信の様子) 「皆さん、こんにちは。長い休みが続きますが、きょうは僕たちと一緒に楽しく運動しましょう」

 三豊市の高瀬中学校では、三豊市の小中学校の先生の有志10人が休校中の子どもたちの学習を支援しようと、配信用の動画を撮影しました。

(記者リポート) 「子どもたちのいない静かな教室で、タブレットに話しかけるように国語の授業をしています」

 休みが長引いた場合にも子どもたちに学習習慣を保ってもらおうと、三豊市が試験的に始めたものです。  撮影した動画は小中学生16人がスマートフォンやタブレットで試聴して課題に取り組み、先生が確認していきます。

 授業内容は、先生たちが自分たちで考えたものです。

(参加した先生はー) 「目の前にいない子どもに、楽しく前向きな気持ちになれるように、そういうのを考えながら組み立てました」 「家庭で勉強するといっても単調になってきたり、マンネリ化しつつあると思いますので、少しでも家庭学習の意欲を持って取り組んでもらうきっかけになってくれたら、うれしく思います」

 この他、先生と子どもがリアルタイムで通信して行う授業も試験的に実施する予定です。

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