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食品容器のメーカーがフェイスシールドの製造開始 技術を生かしマスク不足に対応 岡山・笠岡市

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 岡山県笠岡市の食品容器メーカーが、フェイスシールドの製造を始めました。

 フェイスシールドの生産を始めたのは、笠岡市の食品容器メーカー「丸善」です。冷凍の餃子やシュウマイなどを入れるトレーを製造しています。

(丸善/白神雅夫 社長) 「冷凍食品も出てる中に入ってますから、そういった点ではちょっと忙しい」

 新型コロナウイルスによるテイクアウトの普及で、容器の発注も5パーセントほど伸びました。そんな「丸善」がマスク不足に対応しようと開発したのが、フェイスシールドカバーです。

(記者) 「フェイスカバーは帽子またはヘアバンドで固定します。ちょっと被ってみます。フェイスカバーが顔に当たらないので快適です。喋っても曇らないので視界が遮られなくていいですね。」

 マスクやフェイスシールドが足りないと聞き、4月10日に設計を始め、24日に販売を始めました。使われているのは弁当のふたと同じ素材。もともと持っている加工技術を使って、1日に2万枚ほど製造しています。注文は、県内の歯科医院や病院、美容院などが多いそうです。

(白神雅夫 社長) 「コロナはお困りの方が多いから、少しでも貢献できれば」

 フェイスシールドは100枚税込み1万780円。「丸善」の本社または電話注文などで買うことができます。

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