梅雨の時期を前に岡山県とNPOが27日、災害発生時の新型コロナウイルスの感染対策を話し合いました。
(岡山NPOセンター/詩叶純子さん) 「他県からのこれまでのような応援も難しくなってくる。避難所運営体制を行政だけじゃなくて民間と地域の方と共に行う」
「災害支援ネットワークおかやま」の会議です。岡山県とNPOなどから31人が参加し、地震や水害時の新型コロナウイルス対策を話し合いました。
NPOの担当者は「県外からの支援が減るため、地元の衣食住を提供する会社と災害協定を結ぶのはどうか」や「建設型仮設住宅の空き部屋を要支援者の避難所として活用したい」など岡山県に要望しました。
(岡山県 県民生活交通課/手塚英市朗 総括参事) 「感染防止ということが必要になってくると思いますので、関係者が同じ方向を向いて取り組めるように情報共有することが大切になってくると思います」
岡山県は今後、避難所運営マニュアルに新型コロナ対策を加えて、梅雨までに各市町村に通知する予定です。