去年1年間に県外から香川県を訪れた観光客は約970万人で、過去2番目に多かったことがわかりました。
香川県がまとめた速報値によりますと去年1年間に、県外から訪れた観光客は前の年より2.9パーセント多い、約970万人でした。これは瀬戸大橋が開通した1988年の1035万人に次いで、過去2番目に多い数です。
4回目の開催となった「瀬戸内国際芸術祭」に過去最多となる約118万人が訪れたことや、チャイナエアラインが運航する「高松ー台北便」が、去年3月から週7往復のデイリー運航になったことが主な要因に挙げられています。
一方、今年の観光客の見込みについて香川県の交流推進課は、「新型コロナの影響もあり上半期は特に厳しく、先行きは不透明」とコメントしています。