夏の楽しみがまた1つなくなりました。善通寺市は今年度市民プールの営業を中止すると発表しました。毎年多くの人が訪れる人気施設ゆえの判断でした。
善通寺市民プールは去年の夏、53日間で5万4000人あまり、多い日は1日で3000人近くが利用していました。 善通寺市民プールの目玉といえば…
(記者リポート) 「多いときは1時間待ちになることもあるというこのウォータースライダー、しかしこの人気が中止の理由の一つとなったようです」
例年は、ウォータースライダーに乗るため階段を埋め尽くすほどの人が並びます。 今年は新型コロナウイルス対策として人と人が距離を取ることが求められますが、プールサイドの限られたスペースでは限界があります。また、並ぶときにマスクを着けた場合、熱中症の懸念もあります。
このほか、更衣室も十分な広さがなく密集が避けられないなどの理由から善通寺市は17日、今年の夏、市民プールの営業を中止すると発表しました。一方、高松市民プールは現時点では7月1日から予定通り営業する方針です。