さまざまな対策をして営業します。今年は、岡山・香川でもいくつかのプールや海水浴場が営業を中止しますが、高松市の市民プールは7月1日に営業を始めます。
高松市浜ノ町の高松市立市民プール。 多い日には1300人ほどでにぎわいますが、今年は午前と午後で200人ずつ入れ替えて、1日最大400人に制限します。20人以上の団体は利用できません。
(記者リポート) 「小さい子どもに人気のこちらの滑り台。4、5人ほどが一度に滑っていましたが、今年は2、3人に絞ります」
また、午前と午後の入れ替え時には更衣室やベンチ、滑り台の手すりなどを消毒します。
(記者リポート) 「プールサイドのベンチもこのように区切って、ほかのグループとの距離を保ちます」
プールより密集が予想される更衣室では、換気扇を24時間稼働させたり入口に大型扇風機を設置したりして、空気の循環を促します。また、更衣室での滞在時間を短くするため、来場前に水着を着てくるよう呼び掛けています。
このほか、チケット売り場には代表者1人のみ並んでもらい、新型コロナウイルスの感染者が出た場合に備えて名前や連絡先を記入する用紙を配るということです。事前にインターネットで記入することもできます。
(高松市スポーツ協会 スポーツ推進課/鎌田幸一 課長) 「通常使っていただくのとは少し今年は違いまして、皆さんのご協力をお願いしたい部分が多々あるのは、よろしくお願いしたいと思います」
高松市立市民プールは、時間を午後4時までに短縮して7月1日から8月31日まで営業する予定です。
一方、善通寺市民プールは人気のウォータースライダーに多くの人が並ぶことなどから、密集が避けられないとして、営業を中止します。 また、さぬき市も県外から多くの観光客が訪れるのを防ぐため、津田の松原海水浴場を開設しないと発表しました。