新しい生活様式は七夕にも波及しています。香川県琴平町の小学校では7日、抗菌機能がある短冊に願い事を書きました。
香川県琴平町の榎井小学校の1年生のクラスでは3密を避ける新しい七夕、通称「ネオ七夕」が行われました。 願い事を書くのは抗菌、抗ウイルスの機能がある短冊です。この短冊は、携帯などに貼る抗菌シートで作られています。
新型コロナウイルスの中でも子どもたちに楽しんでもらおうと、善通寺市のプラスチック製造会社松浦産業が琴平町の小学生全員に寄付しました。 子どもたちは習ったばかりのひらがなで、一生懸命願い事を書きます。
(赤木由布子リポート) 「抗菌シートの裏はシールになっていて貼り付けられるようになっています」
抗菌の短冊にはさまざまな願いが。
今の時期だからこそ「コロナウイルスがなくなりますように」という願いや、学校に通い始めてまだ40日ほどしかたっていないこともあり、「ともだちがたくさんつくれますように」という願いもありました。
(児童はー) 「『みんながげんきでいられますように』ってかいた」 「『とびばこがじょうずになりますように』とかきました」
また、抗菌シートは短冊としてだけではなく、おうちの人への手紙にも使いました。 手紙を受け取った保護者は早速携帯に貼り付けていました。
(保護者はー) 「抗菌作用があると聞いたので、すぐ携帯に貼りたいなと思いました。本当にうれしいです。かわいくって」
この七夕飾りは7月いっぱい掲示されます。