岡山県総社市の高校で21日、生徒が浴衣を着て1日を過ごしました。
日本の伝統文化に触れてもらおうと、総社高校家政科が毎年行っている浴衣の着付け教室です。
今年も3年生39人が戸惑いながら浴衣の帯の締め方などを学びました。
(生徒はー) 「何回も繰り返すので難しいです」
生徒たちは浴衣の着付けを教わった後、それぞれ持ち寄った色鮮やかな浴衣に着替えました。
(記者) 「私も浴衣を着て取材をしています。着ているだけで、涼やかな気分です。生徒も全員浴衣姿でとても華やかです」
21日は、先生も浴衣姿で物理の授業を行いました。ピンク色や緑色の浴衣を着た生徒たちが楽しそうに、ばねばかりの実験に取り組んでいました。
総社高校家政科では、和服の検定に向けて浴衣の縫い方を学ぶ授業も行う予定です。
(生徒はー) 「いつもは着ないので、落ち着かない感じ。夏だなと思いました」 「今年は(浴衣を)着られないと思っていたので良かった。今回、浴衣を着たのを生かして浴衣の構造とかをしっかり頭に入れていきたい」