高松市の中学校で浴衣の着方教室が開かれました。
日本の伝統文化に親しんでもらおうと「NPO法人 楽しく着物を着る推進委員会」が行っているものです。高松市の香川誠陵中学校の3年生約60人が前半と後半の部に分かれ浴衣の着付けを講師から学びました。
(記者リポート)
「生徒のみなさん、慣れない手つきで一生懸命に浴衣を着付けています」
女性は浴衣の裾がくるぶしあたりにくるように調節することで、きれいに着こなせるということです。男性は腰骨に帯があたることを意識すると、かっこよく見えるそうです。
そして何よりも、背筋を伸ばし姿勢を正すことが浴衣をよりきれいに着こなすポイントです。
浴衣の着付け教室は2008年から毎年、夏祭り前のこの時期に家庭科の授業の一環として行われていますが、コロナ禍の影響もあり4年ぶりに開かれました。
きれいに浴衣を着付けることができた生徒たちは、満面の笑みで記念撮影をしていました。
(生徒は―)
「思ったより動きやすくていいです」
「帯を結ぶのが難しかったです」
「夏祭りに行きたいです」