岡山県は新型コロナウイルス対策などを盛り込んだ9月補正予算案を24日、発表しました。
9月補正予算案は総額約50億7000万円で、うち約44億5000万円が新型コロナウイルス対策関連です。
(岡山県/伊原木隆太 知事) 「われわれの守りの要である医療機関を守るということ、そして経済、その経済を回す主体である企業の皆さんを何とか支援する」
予算案のうち約9億5000万円は、小学6年生までの希望者にインフルエンザワクチンの接種費用を県が負担するものです。インフルエンザの流行を抑え新型コロナウイルスの疑い例を減らすことで、医療機関の負担を軽減する狙いです。
また、新型コロナウイルスの影響で業績が悪化し、融資を受けた企業の利子負担を軽くするため、県は新たな基金を設置し30億円を積み立てます。
補正予算案は、9月8日に始まる9月定例岡山県議会で提案される予定です。