少子化による需要の減少を受け、岡山県高梁市のひな人形メーカーが人形の生地を使ったマスクの製造を始めました。
高梁市の「人形の喜峯(きほう)」では現在、2021年の桃の節句に向けたひな人形作りが本格化しています。
こちらでは昭和50年代には年間20万体の人形を作っていましたが、少子化や生活様式の変化で現在は6万体ほどになっています。
そこで、新型コロナウイルスの感染対策に役立ててもらおうと、華やかな和柄が特徴のマスクを作りました。
(人形の喜峯/飯塚貞行 社長)
「不織布じゃなくおひな様の金襴でマスクを作ったら、非常に気密性が高くて本当に実用性があるマスクができました」
サイズは3種類あり、税込み495円から880円で販売しています。