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露地桃「冬桃がたり」の出荷始まる 今年は小ぶりなものの強い甘みが特徴 岡山

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 この時期に旬を迎える露地桃「冬桃がたり」の出荷が12日、岡山県総社市で始まりました。

 総社市の山手中央選果場には「冬桃がたり」、約9000個が運び込まれました。

「冬桃がたり」は2012年に商標登録された品種です。4月上旬に花が咲き、5月に実が付きますが、実の生育が遅く11月中旬から下旬にかけて収穫されます。

(生産農家/板敷隆史さん)
「今年は梅雨明け、雨が少し少ない時期があり果実は小ぶりですが食べるのが楽しみです」

「冬桃がたり」の果肉は滑らかで、糖度が高いのが特徴です。最高級品は1個1000円するものもありますが、岡山を代表する「清水白桃」よりも甘く平均糖度は15度を超えます。

(記者)
「冬桃がたりは小ぶりで種の周りが赤いのが特徴です。いただきます。すごく爽やかな甘みでとてもおいしいです」

 持ち込まれた桃は見た目によって仕分けされ、選果機で糖度と大きさを測って5つの等級に分けられました。

 今年は夏に雨が少なかったため、小ぶりなものの、甘みが強いということです。

(吉備路もも出荷組合/木原弘樹さん)
「冬の桃は珍しいと思うので珍しさを感じながら、夏の桃と違って上品な匂いがしますので、匂いも感じながら追熟して食べていただきたい」

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