年末年始に向け、中国地方の知事会が新型コロナウイルスの感染拡大地域との往来を慎重に判断するよう呼び掛けました。
中国地方5県の知事が開いたウェブ会議で、各県の感染状況などを共有しました。岡山県の伊原木知事は11月、県内で313人の感染が確認されたことを報告し、帰省が多くなる年末年始への警戒感を示しました。
(岡山県 伊原木隆太知事)
「(これまで岡山県では)帰省を起点にしてクラスターが3つ起きた。基本が徹底できないのであれば次はもっと厳しく抑えざるを得ない」
そして、年末年始に向けた注意点を知事会のメッセージとして取りまとめました。
(岡山県 伊原木隆太知事)「東京、大阪、札幌など 感染が拡大している 地域との往来は、 改めて必要性を十分に検討し 慎重に判断しましょう」
岡山県では、6日、岡山市で6人、倉敷市、津山市、美作市で各2人、あわせて12人の感染が確認され、累計の感染者は再陽性を除いて656人となりました。