医療用品メーカーのダイヤ工業(岡山市)は、職場の腰痛リスクを軽減して生産性向上を目指すサポートプログラム「DARWING WELLNESS PARTNER(ダーウィン ウェルネス パートナー)」を11月1日にスタートします。
ダイヤ工業によりますと、企業の多くは、人手不足と高齢化に伴い、労働者の健康被害、特に腰痛によるパフォーマンス低下が課題になっていて、40代以上の熟練人材がフルに力を発揮できないという悩みが生まれています。
ダイヤ工業のプログラムは、腰痛リスクのスコア化、経済損失額の算出、運動指導、アシストスーツなどのサポートギア提供をトータルで行い、持続的な改善をサポートするとしています。元東京大学医学部付属病院特任教授の松平浩さんが総合監修します。
ダイヤ工業は、「企業が人的資本の観点から腰痛リスクを定量的に把握し、改善策を定着させることを目指す」としています。