岡山市出身の渋野日向子選手が全米女子オープンゴルフで4位と健闘しました。地元のゴルフ練習場では、ねぎらいの言葉や2021年への期待の声が上がりました。
2位と1打差の単独首位で最終日に臨んだ渋野日向子選手。前半でスコアを2つ落とし迎えた10番のパーパット。カップに嫌われボギー。首位を明け渡してしまいます。
我慢のゴルフが続く中、13番ホールでバーディーチャンスにつけると、この日初めてのバーディー。最終18番ホールではバーディーパットを沈め笑顔でフィニッシュ。
日本人初のメジャー2勝目とはなりませんでしたが、4位と健闘しました。
(4位/渋野日向子 選手)
「悔しいです。めっちゃ悔しいけど、これが今の実力なんだなと思って、もっと強くなってそういう姿を皆さんの前で見せられるように、これからもっと練習に励みますので、これからも応援よろしくお願いします」
渋野選手が通っていた瀬戸内市のゴルフ練習場では、優勝を期待してある準備をしていました。
(記者)
「ここでは、優勝を祝うメッセージを飾る予定でした。来年の全米オープンで飾れることを期待しましょう」
渋野選手の健闘ぶりに小学2年生から約10年間コーチを務めた佐藤純さんは。
(渋野選手にゴルフを教えた/佐藤純 コーチ)
「去年の全英のように行け行け!という雰囲気ではないんですけど、我慢して我慢して耐えて頑張ってたんですけど、本当に悔しいですね。紙一重だったと思います。日本の宝ですからこれから苦しいこともあると思うんですけど、頑張ってほしいですね」
(常連客はー)
「彼女は世界を見てるからね、早く勝ってほしいね。これからも期待」
「4位っていうのは恥ずかしいスコアじゃないよ。ここの練習場で育ったプロが素晴らしい思う。おめでとうって言ってあげたい」