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岡山県の企業 最低自給平均1124円 帝国データバンク調査

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 帝国データバンク岡山支店が最低賃金に関する企業の実態調査を行いました。

 正社員・非正規社員を問わず、従業員を採用するときの最も低い時給を尋ねたところ、平均1124円で前回調査より13円上がりました。

 業種別では、「不動産」が1332円と最も高く、「金融」の1300円、「建設」の1173円が続きます。

 政府は、2029年までに最低賃金を全国平均で時給1500円に引き上げる目標を立てていますが、「可能か」を尋ねたところ、「すでに1500円以上」と回答した企業は1.8%(3社)、「可能と思う」は20.5%(34社)で、達成可能な企業は3割に届きませんでした。「可能と思わない」と答えた企業は43.4%(72社)でした。

 帝国データバンク岡山支店は「今の段階では1500円以上の目標達成は非常に厳しい」としています。

 調査は2025年9月16日~30日まで、岡山県に本社を置く454社を対象に行い、166社から回答を得ました。

 岡山県では12月1日から最低賃金が1074円に引き上げられ、初めて1000円を超えました。

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