香川県のローカル鉄道「ことでん」をモチーフにロックバンド・くるりが制作した楽曲のCDが発売されました。
高松市のことでん瓦町駅の特設ブースには販売開始前から20人以上が列を作りました。
(野口真菜リポート)
「CDのジャケットにもことでんの車両が描かれています。歌詞の中には『讃岐平野』や『うどん』など、香川県民おなじみの言葉が多く登場します」
「コトコトことでん」は、鉄道ファンとして知られるくるりのボーカル岸田繁さんが、ことでんの100周年に合わせ2011年に制作したものです。
2018年からは瓦町駅の発車メロディーにも使われていて、CD化を望む声を受けて今回発売となりました。
(購入した人は―)
「家で12時間くらい聴きたいなと思っています」
「ずっとことでんを使っていたのでくるりとコラボしてくれてすごくうれしいです。電車の中でイヤホンとかで聴いたりできたらいいなと思います」
(ことでん/真鍋康正 社長)
「ようやく年末にくるりさんと一緒に明るいニュースを地元に届けることができて、それは本当に光栄なことだと思っています」
CDのリリースを記念して、タワーレコード高松丸亀町店では27日までスタッフがことでんの制服を着て接客します。
他にもくるりのメンバー、佐藤征史さんのコメント入り映像を放映したり、CD購入者にことでんのキャラクター「ことちゃん」が描かれたレシートを渡したりしています。
「コトコトことでん」は、CD販売店の他、ことでんのオンラインショップでも購入できます。