岡山市の寺で毎年恒例の針供養が行われました。
針供養は1年間お世話になった針に感謝し、縫製技術の向上を願うものです。
岡山市の中区の徳与寺(とくよじ)では裁縫の術を授けたとされる女性の神様「淡島大明神」をまつっていることから、毎年2月8日に針供養をしています。
訪れた人は、普段硬い生地を縫っている針をねぎらう気持ちを込めて、軟らかい豆腐やこんにゃくに針を刺していきました。
(針供養に訪れた人は―)
「着付けをさせていただいていますが、皆さまのお気持ちがあってこそ着物も出来上がりますので、それを気持ち良く着せていただきたいという思いできょうは来ています」
「ここで日頃の感謝と今年は新型コロナが収まっていい年になって、安心して楽しく着物が着られるような年になったらいいなということでお祈りしました」