香川県善通寺市の四国学院大学に新しい学生寮が完成しました。
大学のキャンパス内に完成した「マグノリア学寮」。
寮の1階は、キッチンや学習ラウンジなど寮生の共有スペースになっていて、2階から5階が個室になっています。
寮内の設備には四国学院大学ならではの工夫も。
(在間隆真リポート)
「こちらは車いすを利用している学生のための部屋です。入り口は引き戸になっていて開け閉めがしやすく、また操作しやすいように電気のスイッチなどは、かなり低いところに設置されています」
入試で特別枠を設けるなど、四国学院大学は障害がある学生の支援に力を入れています。
そのため、この寮も全160部屋のうち28部屋が、身体や視聴覚に障害がある学生向けの部屋になっています。
寮の家賃や水道光熱費などは合わせて月1万5000円で、大学によるとすでに100人以上の入寮が決まっているということです。