香川大学の学生と地域の高齢者が3月8日に交流会を開きました。
両者はこれまで、災害の時に協力し合えるようにと「絵手紙」で交流を続けてきました。
香川大学の学生でつくる「防災士クラブ」は地域の高齢者と絵手紙で交流しています。クラブのメンバー3人がこの春、卒業するのを前に、3月8日に初めて顔を合わせました。
防災士クラブは災害の時に地域の高齢者を助けられるように普段から交流をしようと、2020年8月に絵手紙での交流を始めました。
月に1回、お互いの近況や日常生活で感じたことなどをやりとりしてきました。
(荻津尚輝リポート)
「返信用の紙を用意する手間を省くために、上半分に書かれています。そして裏面には、学生が自分で撮った写真や絵が載っています」
(香川大・防災士クラブと交流/政岡陽子さん)
「もらってね、それが続いていくうちに、段々とはまってしまったというか、お手紙いただくのが楽しみでね」
(香川大学4年 防災士クラブ/堀江優一さん)
「もう少し話したいことがたくさんあったので少し寂しい持ちではあるんですけど、この活動自体は続いていくので、後輩たちにこのままつなげていければいいなと思う」