病気や事故、虐待などで亡くなった子どもの死因や予防策について様々な機関や専門家が連携して検証する会議が7日、高松市で開かれました。
予防のための子どもの死亡検証、いわゆる「チャイルド・デス・レビュー」の体制を整備するため、2020年度、香川県を含む全国7府県で試験的に行われている会議です。
7日は県内の医療機関や行政、警察などから約30人が出席しました。
病気や事故で亡くなった子どもの病歴や家族背景、事故当時の状況など様々な情報を検証し、効果的な予防策を導き出すことで子どもの死亡を減らすことを目指します。
(日本小児科学会香川地方会/日下隆 会長)
「これを継続させて、なおかつ、現場に具体的な対策をフィードバックできる情報を渡すことが完結してできなければ意味がないと考えます」