高松市を拠点に活動した世界的彫刻家、故・流政之さんの作品が高松市の工場にレンタル展示されました。
展示されたのは電子機器などを製造する高松市香南町の「レクザム香川工場」です。関係者が除幕し、作品が披露されました。
2018年に亡くなった流政之さんが制作した「ナガレバチ」です。高さ3メートルの黒の御影石で、三味線のバチをモチーフにしたと言われています。
香川県を愛した流さんの作品を展示したいとレクザムがリクエストし、作品を管理する財団がナガレバチを含む2つの作品を10年間貸し出しました。
(レクザム/岡野晋滋 社長)
「触って、見て楽しんでいただくという。エリアを限定して(一般の人の)ご入場はOKにしていこうかなと」
レクザムでは、新型コロナウイルスの感染状況が落ち着けば作品を一般公開したいとしています。