4日、全国の知事が新型コロナウイルスの対策会議を開き、岡山県の伊原木知事と香川県の浜田知事は、変異型の感染拡大に備えた体制づくりを国に要望するよう呼び掛けました。
全国知事会がオンラインで開いた会議です。岡山県の伊原木知事は、3月31日までの1週間で確認された新型コロナの感染者58人のうち約7割が変異型の疑いがあることを報告しました。そして、変異型の感染が拡大した場合に備えた体制づくりを国に要望するよう呼び掛けました。
一方、香川県の浜田知事は県内で変異型の感染者が増えていることに触れました。その上で、国に対して検査体制を整えることに加えてスクリーニング検査に使用する試薬が不足しないよう求めてほしいと訴えました。
また、香川県は、過去に感染が分かったうちの13人が変異型だったことを明らかにしました。さらに、香川県の職員1人と10歳未満の男児1人を含む13人について新たに感染確認したことを発表しました。
岡山県では、新たに14人の感染が確認されたことが発表されました。