全国知事会がオンライン会議を開き、感染予防と経済の再生を目指す宣言をまとめました。
会議ではまず、それぞれの知事が地域への影響などを説明しました。 香川県の浜田知事は、国が「収容定員の半分程度の参加人数」としている屋内イベントの制限について意見を述べました。
（香川県／浜田恵造 知事） 「大都市部で何万人も収容できるような施設があれば、イベント・コンサート行事が成り立つかも知れませんが、器がそもそも小さい地方において、こうしたものの開催が大変難しくなる」
また、岡山県の伊原木知事は新型コロナウイルスの第2波に備えて、これまでの対応の検証が必要だと述べました。
（岡山県／伊原木隆太 知事） 「国も各県も、もう少し早い段階から移動制限に動くべきだったと考えています。今回、日本で行った、または、行われなかった対策の中には、効果が非常に高いもの、そうではないもの（があった）。ぜひ第2波を迎えるにあたって、ここまでの社会・経済的損失を出さずに対応できるように国としても作戦を組み直すように」
そして全国知事会として感染拡大を抑えつつ経済活動を段階的に引き上げていくことを目指す再生宣言などをまとめました。
