ゴルフの松山英樹選手が日本人として初めて、アメリカのメジャー大会・マスターズで優勝しました。
その松山選手が使っている手袋は、香川県東かがわ市の企業が作っているんです。
(ハシセン/橋本庄市 社長)
「メジャーチャンピオンの優勝のお手伝い……手袋を通じてですけど。それに貢献できたというのは非常にうれしいことですし、非常に誇りに思ってます」
東かがわ市の手袋メーカー「ハシセン」は松山選手がプロになった2013年から手袋の設計から製作までを担っています。
マスターズでも「ハシセン」で作った手袋が使われていました。
1年間で合わせて500枚ほど発注があるそうで、ハシセンでは12日も松山選手の手袋を作っていました。
(ハシセン/橋本庄市 社長)
「アイアンが素晴らしくて、ドライバーも強いので、どちらかというと他の選手よりも少し厚めの、クッション性がある素材を使っています」
手袋を作り続けて57年の女性が一つ一つ手作業で作っていて、選手の手にフィットさせるためミリ単位で調整しているということです。
(ハシセン/橋本庄市 社長)
「これからもトップ選手を支えるために、これを機会に我々も切磋琢磨してよりトップ選手の要求に応えたい。そういう縫製メーカーでありたい」