身の回りにいるかもしれない「妖怪」を想像して描くイベントが高松市で開かれました。
e‐とぴあ・かがわが開いたものです。小豆島の妖怪美術館の館長で、妖怪画家の柳生忠平さんが講師を務めました。
参加した親子は自分の身近にいる人の性格や癖などもヒントにしながらオリジナルの妖怪を考え、色鉛筆や絵の具を使ってイラストを描きました。
(参加した子どもはー)
「愛犬がお菓子見たらすぐ座っていうことをきくのを描きました」
「お母さんがよく厚着して静電気をよく出すからこの妖怪を描きました」
(参加した保護者はー)
「めんどくさ三兄弟です。眠かったり疲れさせたりイライラさせて仕事や家事をできなくする妖怪です。心で思っていることとか常日頃気にしていることが絵に出るから新鮮な体験ですよね。自己発見もあるし」
完成した妖怪のイラストは、スキャナーでデータ化します。
(中濱綾那リポート)
「子どもたちが描いた妖怪をこのように専用のソフトを使って3Dモデルにします」
(妖怪美術館館長・妖怪画家/柳生忠平さん)
「絵を描くことだけで今まで終わっていたんですけれどもこのようにデジタルと一緒にやるというのは初めてですね。妖怪の世界も段々デジタルの世界と融合しつつあるなと」
今回制作した妖怪は、7月に高松市の商店街で開かれるイベントで展示する予定です。