4月に備前市の山中で女性が遺体で見つかった事件で、警察は20日、女性の知人の男を容疑者死亡のまま書類送検しました。
殺人と死体遺棄の疑いで書類送検されたのは、玉野市の配管業、小林怜容疑者(当時38)です。この事件は2025年4月17日、備前市の山中で瀬戸内市の24歳の女性が毛布を掛けられた状態で見つかったものです。
警察によると小林容疑者は車で女性をはねた後、4月17日午前0時ごろ、瀬戸内市かその周辺に停車中の自分の軽自動車の中で、女性の首をひものような物で締め付けて殺害した疑いが持たれています。
また、17日午前10時45分ごろまでの間に、遺体を備前市浦伊部の山中に遺棄した疑いも持たれています。小林容疑者は同じ日の午前、自宅で首をつって自殺しているのが見つかっていました。
警察は女性の遺体を発見後、所要の捜査をして小林容疑者を特定し、20日に書類送検しました。小林容疑者は遺棄現場付近の下見をしていたことから、警察は犯行は計画的だったとみています。