絶滅が心配されている「サクラソウ」の観察会が6日、岡山県真庭市の蒜山(ひるぜん)高原で行われました。
真庭市の蒜山高原はサクラソウの数少ない自生地です。ピンク色の花を咲かせるサクラソウは自然環境の悪化などで数が減っていて、岡山県のレッドデータブックで絶滅危惧Ⅰ類になっています。
この日の観察会はあいにくの雨でしたが県内外から8人が参加し、サクラソウの特性や現状について説明を受けました。自生地の保全には、春先に山焼きをすることや背の高い草を刈り取ることが大切だということです。
参加者たちはかれんなサクラソウの姿を間近で観察したり、写真に収めたりしていました。