新型コロナ禍で飲食店は厳しい状況が続いていますが、香川のうどん店も例外ではありません。そんな中意外なところではうどんの販売が好調なようです。
(中濱綾那リポート)
「しょうゆうどん、かけうどん、オリーブうどんまで!300円から500円です」
自動販売機で飲み物と一緒に売られているのはうどんです。
(中濱綾那リポート)
「うどんとおつゆがセットで出てきました!」
うどんの自動販売機は高松市のセルフうどん店、愉楽家が2019年の9月に設置しました。
うどんとつゆは500ミリの缶と同じぐらいのサイズの8角形の容器に入っています。
(ゆらくや/柳萬政義 社長)
「コロナの前に出来たんですけれども、ちょうどこの時代の流れで自動販売機で販売でき、人と接触しないでうどんを買って、持って帰ってもらえるというのは良かったかなあと」
うどん店のお客さんは新型コロナの影響が出る前と比べると2割から3割ほど落ち込んでいるということですが、自動販売機は人と接触せずに購入できると注目を集め、多い月で100本ほど売れるなど好調だということです。
(ゆらくや/柳萬政義 社長)
「うどんを出すときに製造から出荷まで2日かけている。一晩、熟成庫に入れて麺が熟成するように」
最近はゴルフコンペの景品などとしても人気で、県外のゴルフ場からも注文があるそうです。これに合わせてパッケージの種類も増やして現在は13種類あります。
(ゆらくや/柳萬政義 社長)
「これがちょうどお客さんが持っていきやすいサイズになっていますので、北海道のゴルフ場、兵庫県のゴルフ場、山形県のゴルフ場から注文頂いている。お客さんからこういう商品が欲しいということがあれば(種類を)追加したい」