香川県宇多津町では高齢者への新型コロナワクチンの接種にキャンセルがあった場合、余ったワクチンを教職員らに優先的に接種する取り組みが行われています。
宇多津町の集団接種会場では9日、保育士と幼稚園の教諭の合わせて4人がワクチン接種を受けました。
宇多津町では、6月2日から高齢者がワクチン接種をキャンセルした場合、教育関係者に優先的に接種しています。
子どもたちの安全安心につなげるのが狙いで、町内の保育所や幼稚園、小中学校など11の施設に勤務する人が対象です。
(接種を受けた保育士は―)
「まだマスクとかも十分に着けるのも難しい年齢の子どもたちもいるので良かったです」
(宇多津町/谷川俊博 町長)
「子どもたちの命と健康を守るという観点から登録をいただいて、これから接種をしていきたい」
高齢者のキャンセル分の教育関係者への接種は、三豊市や多度津町などでも行われています。