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今回のテーマは「もの」 約30年前の岡山・奉還町商店街を振り返る 高校生が展示を企画

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 100年以上の歴史がある岡山市の奉還町商店街。1990年代に当時の高校生が商店街を撮影した写真が展示されています。

(記者リポート)
「作品は商店街の中のシャッターに展示されています。24時間、通りすがりの人がいつでも見られるよう工夫がされています」

 作品が展示されているのは奉還町商店街の「SGSG」です。岡山工業高校建築科の生徒が企画しました。

 今から約30年前、1990年代に当時の生徒が商店街を撮影した写真で作った作品5点が展示されています。

(岡山工業高校/野村泰介さん)
「印象的なのがこの写真です。びっしりとアーケードがないところまで商店がひしめき合ってていろんな店があったんですけど、今はもうほとんど閉まっちゃって」

 今回のテーマは「もの」。100点ほどの作品から生徒が選びました。早速、見に来る人の姿も。

(訪れた人に生徒が説明する様子)
生徒:「若い人は新鮮に、昔の方だったら懐かしいなと思っていただけたらなと思って展示をしてます」

訪れた人:「これもまだお店ありますね。ペコちゃん」

 展示のテーマはこの他「ひと」や「みせ」があり、7月16日まで1週間ごとに写真を入れ替えます。

(企画した生徒は―)

「一生懸命この日までみんなで意見を出し合ったりして頑張ってきたので、ちゃんと形になったのでよかったなって思っています」

「見てもらった人に喜んでもらう気持ちや懐かしんでもらい、楽しんでもらったりちょっと昔の雰囲気を味わって喜んでほしいと思いました」

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