岡山県倉敷市玉島の旧家、柚木家の3代が描いた絵画などを集めた特別展が岡山市の美術館で開かれています。
柚木家は倉敷市玉島の庄屋で江戸時代、備中松山藩に仕えました。会場には優れた絵画を残した柚木家の3代、玉邨(ぎょくそん)、久太、祥吉郎の作品が並びます。
中国江西省の廬山を描いた玉邨の作品。玉邨は実業の傍ら、優れた絵画を残しました。
桜島を正面に捉えた洋画家・久太の作品は、淡いピンク色や黄色に染まった雲が印象的です。
洋画家・祥吉郎が描いた高梁川は、聖母子像から地元を愛する思いが伝わってきます。
柚木家3代の絵画を集めた特別展は、8月29日まで開かれています。