球児を支える人の物語です。大安寺の野球部を2020年、卒業した先輩たちは全員国立大学に現役で合格しています。2021年、文武両道を目指す球児の母に出会いました。
キャプテンの蒲池勇樹。練習の後も夜遅くまで塾に通う日々を送っています。
(瀧川奈津希リポート)
「スタンドには、我が子の活躍に熱いまなざしを向けるお母さんがいます」
(蒲池選手の母/蒲池貴代さん[48])
「朝練もあって朝早く出て授業受けて部活行って、そのあと塾行って勉強とか……やっぱり疲れもあったので」
球児の母であり、受験生の母でもある貴代さん。食生活を中心に健康管理には特に気遣ってきました。
少しでも長く息子のユニフォーム姿を
7月14日、芳泉との1回戦。大安寺はあと一歩及ばず、蒲池も球児の夏を終えました。
(大安寺 3年/蒲池勇樹 主将)
「全部、やってくれて、僕たちが常にマックスな状態で何ごともできるように準備を整えてくれたと思うので、お母さんには感謝しかないです」
(蒲池選手の母/蒲池貴代さん[48])
「やりきったと思います。よくがんばったと思います。野球が好きなので、大学でも可能なら野球をやりたいみたいな話をしてたので、まずは大学に入れるように頑張ってほしいです」