「子どもの貧困」について総合的な対策を考えようと、香川県が検討委員会を開きました。
この検討委員会は香川県が2015年に設置したもので、教育や福祉分野の関係者が「子どもの貧困」の現状や対策について話し合っています。
貧困が不登校や虐待の要因となっているケースもあるとして、香川県は2021年度、不登校の児童や生徒を支援したり児童虐待の再発を防ぐために保護者を指導・支援したりする事業を立ち上げました。
16日は、委員から「県の事業を教員や保護者が把握していない」と指摘する声や、活用するための体制づくりを求める意見が出ました。
香川県は16日に出た意見を、2022年度の事業計画に反映するとしています。