16日、東京パラリンピックの聖火を集める「採火式」が岡山県倉敷市真備町で開かれました。3年前の西日本豪雨で大きな被害を受けた地区の子どもたちが、感謝の気持ちと選手へのエールを送りました。
(呉妹小のメッセージ)
「たくさんの支援をありがとう」
(岡田小のメッセージ)
「次は私たちが応援する番。Do your Best」
採火式には、倉敷市真備町などの小学校と特別支援学校から児童と生徒8人が参加しました。採火台には子どもたちからの応援メッセージが貼られました。
子どもたちは、真備町特産の竹を使った特製トーチで採火台に火を灯しました。そして、倉敷市の伊東香織市長がランタンに火を移し、「真備復興への絆の火」と名付けました。
(倉敷市立岡田小学校/森行大希君[6年])
「真備の復興への絆の思いを届けられていいと思いました」
(倉敷市立呉妹小学校/丸山凛太郎君[6年])
「協力したり助け合ったりして成功したらいいと思います」
倉敷市の火は県内各地の火と一つになり、東京へ送られます。