東京パラリンピックの開催を前に聖火の火を集める採火式が全国で始まりました。岡山県・備前市では、備前焼の窯から火をとりました。
備前市の採火式は、備前焼の登り窯で行われました。この窯では、8月6日から障害者就労支援施設・ひだすき作業所の利用者の作品を焼いていて、12日が窯焚きの最終日です。
(採火をした時本誠さん)
「胸がいっぱいです。日本頑張ってほしいと思います」
(ひだすき作業所/西岡靖晃さん)
「この先ない(経験)だろうなと思っておりまして。これから始まるパラリンピックについても、できる範囲で盛り上げていけたらいいんじゃないかと思っております」
パラリンピックの聖火は、各都道府県で集めた火と発祥の地であるイギリスから運ばれた火を合わせて作られます。
岡山県は、市町村で集めた火を8月16日に東京に送ります。東京パラリンピックは、8月24日から9月5日の日程で行われます。