外国人が生活に必要な情報を、どのように発信すれば伝わりやすいのか。外国人への分かりやすい情報発信を考える会議が30日、岡山市で開かれました。
会議には岡山市に住む6人の外国人が参加し、新型コロナのワクチン接種について困っていることなどを話し合いました。自分がいつから予約できるのか情報の取り方が分からないといった声も出ていました。
岡山市では市内に住む外国人に向けて、ごみの出し方や災害時の避難について説明するための動画を制作する予定です。
動画についての希望を尋ねたところ「日本人ではなく外国人がナレーションしてほしい」、「ごみの分別は複雑なのでクイズや実演を交えて分かりやすくしてほしい」などの声が聞かれました。
岡山市は、30日に出た意見などをもとに動画を制作して、公式YouTubeで発信する予定です。