レズビアンやゲイなど性的マイノリティらが街を行進し多様性の尊重を訴える「レインボーパレード」が、2021年11月に岡山市で行われます。パレードの気運を高めようと岡山市の企業が作ったラッピングトラックが9月1日、お披露目されました。
性的マイノリティのシンボル、レインボーが目を引くトラック。「ひとりじゃないよ」というメッセージも。2021年11月に岡山市で開催を予定している「レインボーパレード」のために岡山市の岡田商運が作りました。
(「ももたろう岡山 虹の祭典」実行委員会/市川明美 共同代表)
「勇気の出るトラックを作っていただいて本当にうれしい」
岡山市在住で性的マイノリティ当事者の市川明美さん。同じく当事者の浅沼智也さんらとパレードに向け準備を進めてきました。
「レインボーパレード」とはあらゆる性のあり方を尊重しようと性的マイノリティの当事者や仲間が街を行進するもので、中国地方での開催は初めてです。市川さんらは元々2020年9月に開催する予定でしたが新型コロナで2度延期となっており、開催を心待ちにしています。
ラッピングトラックは9月2日から5年間、岡田商運の業務で使われることになっていて、パレードを終えた後も全国各地を巡ります。
(「ももたろう岡山 虹の祭典」実行委員会/市川明美 共同代表)
「声をあげている人たちがいることを知っていただいて何かの励みになれば」
(「ももたろう岡山 虹の祭典」実行委員会/浅沼智也 共同代表)
「孤独、孤立を感じているLGBTQ+の当事者もいますし、『1人じゃない』というメッセージを多くの人に届けて勇気づけられればありがたい」