児童が被害にあった事件を受けて、高松市の幼稚園が警察と協力して不審者の侵入を想定した訓練を4日に行いました。
不審な男が園内に侵入してきたことを想定した訓練を行ったのは、高松市のマリア幼稚園です。
幼稚園の職員は「さすまた」で不審者の動きを抑えたり、部屋の鍵を閉めて子どもたちを安全な場所に避難させたりしました。
今回の訓練は、2021年6月に幼稚園の近くの路上で、当時10歳の女子児童が男に体を触られるなどした事件を受けて、幼稚園が警察に依頼して行われました。
(マリア幼稚園/井上由里 園長)
「保育者がおどおどしていては子どもたちが守れませんので、保育者が常に冷静になって対応することが一番大切だなと思いました」
(高松南警察署 生活安全課/木村光宏 係長)
「まず110番と、確実な施錠であったり、子どもたちの避難誘導をぜひ普段から気を付けて考えてもらいたいと思います」