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「忘年会シーズン」新規感染者ゼロが続く香川の街の反応は?

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 香川県では、11月13日から12月8日まで、新型コロナウイルスの新規感染者の発表がありません。

 香川県で発表された新規感染者の数を月ごとにまとめたデータでは、2021年8月には約2000人でしたが、その後、大きく数が減り10月は21人、11月は2人でした。こうした状況からか、週末の観光地や繁華街では人出が増えてきています。

 気になることの1つが「忘年会」です。今年はどんな状況なのか。街の人と飲食店の反応を取材しました。

(街の人は―)
Q.今年は忘年会は?
「今年はないですね。この後もないです」
「プライベートではね。少人数ではあるかもわかりませんが、忘年会は会社としてはしない」
「取引先とかお客さんもまだ控えていますね。人数集まるのでね、それはやめておこうということで」

 香川県は、高松市の繁華街での夜間の人出を調査しています。それによると、12月に入っての人出は2021年7月と比べて2割ほど増えています。しかし、「大人数での忘年会は今年も控える」という声も多く飲食店は困惑を隠せません。

(みや崎/宮崎敬司さん)
「(忘年会は)会社関係は特にほぼ壊滅状態。前はうちの店、半分ぐらい支社支店の方がいらしていたのが2割とかもっと減っているような感じかな。(以前は)平日に会社の人が来ていらしてて週末はいろいろな方が来てにぎわうみたいな。その会社がなくなっているから、そこはまだまだ安定していないという感じですね」

 居酒屋「神童ろ」は以前は団体客も多かったそうです。県の感染防止対策認証を受けていますが、今年の見通しは厳しいと話します。

(海鮮居酒屋 神童ろ/北島準章 店長)
「コロナ前は30人から40人のお客様もたくさんいらっしゃったんですが、今は多くて15人とか10人前後のお客様が多いですね。このままこの大人数が入らない状態が続くとなると経営的にもかなり厳しくなるので不安ですね。正直、やはりこの生活に皆さん慣れてしまっているので完全に(元に)戻ってくるのは難しいんじゃないかなと」

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