香川県まんのう町の国営讃岐まんのう公園に、2022年の干支「寅」が展示されています。躍動感のあるトラ、ちょっと意外なもので作られています。
まんのう公園の入口を入ってすぐの場所にいるのは……巨大なトラ!
(記者リポート)
「高さは約2.5メートル。口を大きく開けて今にもほえだしそうです」
(国営讃岐まんのう公園 業務管理/橋口敬二 課長)
「2022年は寅年ということで、トラの形をした大きいトラ型のオブジェを作製しました。非常に迫力があって、ぜひ近くで見ていただきたい」
トラの毛や牙などは、園内に植えられていた「コキア」で作られています。まんのう公園では来園者に楽しんでもらおうと、コキアの枝を使ってほうきなどさまざまなものを作っています。
ちなみにこの「寅のオブジェ」にはコキア約200株の枯れ枝が使われているそうです。力強く大地を踏みしめてほえる勇ましい姿には、「1日でも早く新型コロナウイルスが収束し、より良い年になるように」という思いが込められています。
(来園した子どもたちは―)
「毛並みとか牙がすごいリアル」
「誰が作ったのか気になる」
「黒と白のしましまの模様の所がかっこよかった」
この寅のオブジェは公園の関係者が作ったもので、コキアそのものの色を生かしつつ、黒と白の模様はスプレーで色付けしています。まんのう公園では1月10日までライトアップが行われていて、夜はちょっと違った表情を楽しむことができます。
(国営讃岐まんのう公園 業務管理/橋口敬二 課長)
「秋の紅葉するコキアを想像しながら、コキアを使った寅のオブジェとしてぜひ記念写真を撮っていただきたい」
寅のオブジェは1月23日まで展示されています。