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香川県知事が四国水族館を視察「相乗効果が出るような連携を」

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 香川県の浜田知事は幅広く県政に関する意見を聞こうと、県内の各自治体を巡っています。21日は2020年に新型コロナ禍でオープンした四国水族館を訪れ、感染症対策や今後の展開などについて話し合いました。

 宇多津町の四国水族館を訪れた浜田知事は松沢慶将館長とともに館内を周り、生き物や飼育環境について説明を受けました。

 四国水族館は、もともと2020年3月にグランドオープンする予定でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で6月に延期されました。

 2020年度の来館者を当初120万人と見込んでいましたが、オープン延期や外出自粛の影響などで実際には69万人ほどでした。

(四国水族館開発/流石学 代表)
「決して良い結果ではございませんでしたけれども、悪いだけでも無くて、ピークが減ったことによってお客様の満足度の方にはつながったんではないかなと考えています」

 厳しい状況の中、四国水族館は周辺施設を含めた集客に力を入れています。

(記者リポート)
「飲食店などにチケットを持っていくと割引サービスを受けることができます。周辺にも観光客が流れるような仕組みを作っています」

 視察後の意見交換では消毒や換気などの感染症対策やワクチン・検査パッケージなど、懸念される第6波に向けた対策について話し合いました。

(香川県/浜田恵造 知事)
「地域性というものを、まさに四国の水族館というものを前面に出していただいて、さらに相乗効果が出るような連携などをお願いしたい」

(四国水族館開発/流石学 代表)
「四国・瀬戸内地域の発展・振興に寄与するということ、これは観光を通じてという部分にもなってきますけども、県が目指す方向とも一緒だと思っておりますので、今後も足並みをそろえながら一緒に四国・瀬戸内地域の発展に貢献していきたい」

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