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感染急拡大で苦境のイタリア料理店「店を残すのが最優先」クラファン始める 高松市

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 新型コロナウイルスの急速な感染拡大により、飲食店にとってはまたしても厳しい状況になりそうです。高松市のイタリア料理店では生き残りをかけて新たな取り組みを始めました。

 高松市亀井町のイタリア料理店「ミラノのおかず屋さん」です。

(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「『またか』っていう。長い間こういう感じでやっているので慣れてしまったというか」

 こちらの店では、2021年9月末に前回のまん延防止措置が解除されてから年末にかけては、パーティーや2次会での利用が戻ってきたといいます。ただ、年明けに新規感染者が増えたことで再び苦境を迎えています。

(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「実際(予約の)キャンセルのお電話は何個か。8割くらいはキャンセルにはなっていますね。まん延防止になってくるとこちらからお電話しなきゃいけないので」

 このままでは店を続けることが難しいと、1月17日にクラウドファンディングを始めました。期間は3月28日までで、目標金額は100万円です。返礼品には食事券や自家製ドレッシングなどを充てています。

(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「デメリットも多少あるかなとは思うんです。『あの老舗も結構厳しいんだ』とかもあるので。店を残すことが最優先だなということも考えてスタートしました」

 ただ、目標金額に届くかは分かりません。まずは、テイクアウトやデリバリーを強化するなどして対応していきたいと話します。

(ミラノのおかず屋さん/西原大剛 マネージャー)
「店のやり方としては国や県の要請に従うまでしかできなくて、限られた中でお客さんも一緒になって良い店を作っていけたらと思っています」

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